インド修行の目的 

 エドガー・ケイシーのリーディングによると、少年時代のイエスが最初に学んだのはカルメラ山であり、教師はユディという女性だった。イエスことイェシュアは、ユディの命によってペルシア、インド、エジプトを旅し、さまざまなことを学んだ。以下は修行時代のイエスに関連するリーディングである。

 

Q「パレスチナにおけるイエスの教育について教えてください。どんな学校に通ったのか、どれだけの期間、何を学んだのか、そして何という名で呼ばれていたのか、教えてください」

A「パレスチナで勉強をしたのは、エルサレムの神殿に滞在した期間のみです。つまり聖書のルカ伝に書かれているように、ラビ、すなわち教師に囲まれているあいだだけのことなのです。教育期間のほとんどはペルシア、インド、エジプトですごしました。イエスの当時の呼び名はいつもイェシュアでした」

Q「イエスがパレスチナに滞在しているとき、エッセネ派の長であったユディとは近い関係にあったのですか」

A「その(転生における)時期においてユディという実体は教師でした。近いだって? とても近くて、心と目的は伝統的といってもいいほど近かった! 実体は主をペルシア、エジプト、それからそう、インドへと送りました。そうして主は行動において完全な知識を身につけたのです。それは道となり、真実となりました」

Q「ユディがイエスに何を教えたのか、つまりどこで何のテーマを教えたのか、外国で何を学ばせようとしたのか教えてください」

A「予言ですよ。どこでか? それは彼女の家です。いつ? それはイエスが12歳から15、6歳のときまでです。それからペルシアへ行き、インドへ行きました。ペルシアに滞在しているとき、イエスの父が死にました。エジプトにはヨハネが先に行っています。そこへイエスが加わり、ふたりでピラミッドのなかや寺院でイニシエーション儀式をおこないました」

Q「ユディは外国でイエスが何のテーマの学習をするのか、プランを持っていたのでしょうか」

A「あなたがたが占星術と呼んでいる学問です」

Q「ユディがいるときのイエスの大きな事件は何ですか? 悪魔祓いとか、ヒーリングとか、5千人を食べさせるとか」

A「ティーチングですね、5年にも及ぶ」

Q「ヒーリングや多人数を食べさせたとき、彼女はいなかったのですか」

A「彼女が選んだ場所ですからね。しかしそのとき彼女はとても年老いていたのです。老いていたのですが、5千人を食べさせる奇跡を起こしたことは知っていたでしょう。彼女はその場にいて、むしろ料理を運ぶ側であったわけです。そう、たしかにこれでは見方が分裂していますけどね」

Q「磔刑や復活のとき、ユディはその場にいたのですか」

A「いえ。霊として、つまり心の中にはいたのですが。思い出してください。ユディはまるで肉体なしにいろんなところに現れているように見えるのです」

Q「インドではだれのもとで学んだのですか」

A「カフジャンです」*KahjianとKshjiarの2通りの綴りが流布している。現在確認中。 

Q「ペルシアでは?」

A「ジュンネルです」

Q「エジプトでは?」

A「ツァルです」

Q「インド、ペルシア、エジプトではどんな教えを受けたのでしょうか」

A「インドでは、メンタル面と同様肉体に関しても強くするため、身体を浄化しました。ペルシアでは力を合わせる術を学びました。それはズとラの教えです。エジプトでは、寺院のなかですべての教えの基礎を学びました」

 



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