ブツギ上等   ある種の書評 
斬新すぎて総スカンを喰った超話題作の数々 宮本神酒男 


1 活仏とのスキャンダラスな関係 ジューン・キャンベル 『空間の旅人』 

2 教祖様(ラーマクリシュナ)はホモだった!? J・クリッパル 『カーリーの子ども』 

3 カスタネダが転生した!? M・グッドマン 『私はカルロス・カスタネダだった』 

4 全ヒンドゥー教徒が怒りまくった、ウェンディ・ドニガー『ヒンドゥー もうひとつの歴史』 

5 このグル危険につき 狂気のグル、アディ・ダ・サムラージ。その言葉は人の心を鷲掴みにした 『簡単な死』 
          ⇒ 個々の自己はけっして死なない 

6 オメガ点(1) キリスト教的進化論を唱えて異端となったド・シャルダンの革新性 『何度でも火刑に処す』 

7 オメガ点(2) 宇宙論の人間原理を進めすぎてトンデモ学者になったティプラーを見直す 『不死の物理学』 


8 シェイヴァー・ミステリーは精神疾患ファンタジーなのか (『折々の記』第21回と重複) 

9 ジェームス・T・マシューズ(18c)は初の精神分裂症患者か、元祖SF作家か 『インフルエンシング・マシン』