カラフルなカリスマ猫　

ふつうの猫なんていない　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 コレット　

 

　猫の品種や色は、すべてが魔法のようなものであるけれど、多くの異なる国の民間伝承によれば、猫のさまざまな毛色は、それぞれ特別な魔法を持っているといいます。つぎの一覧表をチェックしてください。このカタログをもとに、あなたはさらにほかの意味を付けくわえていくことになるでしょう。

黒：魔術（ウィッチクラフト）、オカルトパワー、保護、魔術の担い手。英国における幸運の兆し。

三毛：女性にのみ受けつがれる品種の遺伝子のような女の魔術。子どもたちの魔術、ヒーリング、千里眼。

ぶち：女神の猫（古典的なぶちの三つの色は、白、赤味がかったオレンジ、黒。三つの色と結びつく女神は、白が乙女、赤が母、黒がおばあさん）。陸にいようが海にいようが、ぶちの猫はラッキー。彼らは家族と家を危害から守る。

金茶（アビシニアンなど）：堂々として、あがめられる、また遊び好きで、かしこい寺院の猫。この猫によって、あなたは時代を超えた気高さと智慧、太陽の魔術に近づくことができるだろう。

薄茶：もともと寺院の仏像の並びをきれいに保つために育てられた猫。名声、成功、太陽の魔術、長命。

とら（オレンジやジンジャー）：人にとってミステリーそのもの。古典的なウィッチ（魔女）の家のオス猫。ほとんどのオレンジ色のとら猫は、オス猫。メスのオレンジ色のとら猫もいるにはいるが、多くはない。性別にかかわらず、また色がオレンジであろうとジンジャー色であろうと、マーマレード色であろうと、健康や家庭の魔術、家族の喜びにとってこれらは有益な偉大なる猫である。

灰色のとら：おどけて、風変わりなチェシャ猫は、ウィッチと家族に笑いと幸運をもたらす。

くすんだ灰色：女神フレイヤに捧ぐ。天気猫、雨の魔術、沈黙と秘密。

白：ヒーリング、妖精、ケット・シー（アイルランドの妖精猫）、月の魔術、魔法。アメリカにおける吉兆。

青味がかった銀：タイでかつて人気のあった花嫁へのプレゼント。青味がかった銀色の服を着た猫たちは愛、幸福、幸運をもたらす。

二色（白と黒、オレンジと白、灰色と白色）：民間伝承によると、二色の猫はベストのネズミ捕りであり、とてもフレンドリー。あなたの二色の猫にほかの色が加わると、何を語るか注目したい。