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第三章の冒頭では、天界へと舞台が移る。未来の救世主は、この新たな時代の実権を握る神々、すなわち知恵の神シェン・ラ・ウーカル(「白い光の神シェン」)と、現世の神サンポ・ブムティの前に姿を現す。前者は、救世主は神々、アスラ、動物、プレータ(飢餓の亡霊)、地獄の住人ではなく、人間の間に転生しなければならないと主張する。天界の者たちは、来るべき救世主の弟子となる準備ができていると宣言する。
シェンラブは世界の山、スメール山の頂上から、未来の誕生地と未来の両親を見下ろし、最後にもう一度視線を向けた。すると、白い光線が天から降りてきて、ギャルボンの頭に入り、性器に到達した。同様に赤い光線が降りてきて、母親の体に入った。
パドマ主義文学に属する『大臣報告』の第22章(残念ながら一部しか伝わっていない)では、この出来事はやや異なった形で描写されている。シェンラブの体から五色の光線が放たれ、聖なる柳の木のてっぺんに止まっている「ターコイズ色のカッコウ」の中へと入っていく。
この鳥はその後、未来の母親の頭に飛び乗り、翼を3回羽ばたかせ、その生殖器から白と薄赤色の光線が女性の体内に入り込む。胎児の成長は、インド医学の原理に基づくと、『セルミク』中に説明されている。
奇跡の子が生まれると、その声はすぐにターコイズ色のカッコウのような美しい声で聞こえた。『大臣たちの報告』によると、その子は今やブッダのように七歩歩いた。ギェルシェマの求婚を取り仕切ったバラモン僧セーキャブは、その不思議な子を見て大声で泣いた。なぜなら、彼は自分の年齢のために、これから来る救世主の説教を聞くことは決してないだろうと悟っていたからである。このように、このバラモン僧は、ブッダ伝説におけるアシタ、そしてイエスの物語におけるシメオンと同じ役割を果たしている。