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14章では、ボン教の説法と伝教について述べられている。続く第15章では、師シェンラプの出家が描かれている。師が数多くの人々を教化してきた長い経緯の後で、彼が世俗を離れ出家するという展開は、いささか奇妙に映るかもしれない。しかし仏教の先例に倣ってシェンラプの伝説を創り上げたシャンシュンの僧侶たちにとって、これは「救済者」の物語に不可欠な要素である。中国の王コンツェの娘も新たに加わった妻たちの嘆きや息子、弟子たちからの懇願、さらには最終的な勝利を確信して歓喜する悪魔の王の存在さえも師の決意を変えることはできなかった。シェンラプは家を、そして現世におけるあらゆる安楽を後にした。



つづく