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いわゆる「ギ・クー(Gi-khod)」あるいは「ギェ・グー(Gye-god)」は、ボン教の神々の中でも特別な一団をなす存在だ。ボン教の信仰によれば、彼らは聖山カイラースの頂に住まう360柱の神々であり、その数は間違いなく占星術的な計算に基づいて定められたものである。
伝説的な太古の時代、王ディグム・ツェンポ(Gri-gum bstan-po)の葬儀を執り行うことになっていたシャンシュン、ブルシャ(ギルギット)、カシミール出身の3人のボン教僧の一人であり、仏教徒との対決に先立ってギェ・グーの対抗者となったナロ・ボンチュン(Na-ro bon-chung)もまた、これら360柱の神々を深く信仰していた。