渡りの季節になると、いつも白髭橋の上流側50mのあたりに、カワウがつどう。
このあたりをジョギングしていると、川面に浮かんでいたカワウが水中にもぐった。どれだけ潜水するのだろうかと思って、私は立ち止まり、カワウが出てくるのを待った。ところが3分待ち、4分待っても出てこない。「もしかすると溺れたんじゃないか」と、ばかげた不安に襲われた頃、7分か8分はたっていただろう、100メートルくらい向こうの水面にズボッと姿を現した。
カワウは潜水が得意だからこそ、漁がうまい、という当然の結論。
そういえば昔、貴州省のミャオ族の村でカワウを見たことがあった。写真も発見した。(⇒ ミャオ族の鵜飼い)