キュンルン銀城のいわば心臓部。頂上付近が王室(現存のものはグゲ時代の修築)。岩山の内部には洞窟が張りめぐらされていると思われる。王室の下の岩壁には、二列の小さな穴が見える。ギルギットの懸度のように、ここに杭を打ち、橋のようなものを作ったのかもしれない。杭穴はギルギットと比べると素朴。言い換えればかなり古いということになろう。