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 体験を共有したいと願い、ダイアン・ロビンスは三冊の本を出版した。それには彼女のテロス、地球の空洞、海洋の深海への訪問が記録されている。三冊の本にはこれらの地域の住民のチャネリングされた言葉が含まれている。

 彼女の最初の本(1996年に出版、2000年に改訂版)は『地底都市テロスからの呼び声』だった。記録されたメッセージのほとんどはアダマからだった。彼が話すと、テロスおよびその住人の姿が浮かび上がってくる。

 はじめに都市の起源について語られる。およそ1万2千年前、とアダマは言う。アトランティスとレムリアの間でひどい戦争が起こった。その結果どちらの領土も破壊されてしまった。しかし何千人ものレムリア人は生き延びてシャスタ山に逃げ込んだ。この山の大洞窟に彼らはテロスを発見した。(厳しい天候と地上の悪党を避け、ここで平和のうちに発展した)。

 現在、都市テロスには――光に満ちあふれ、すべて美しく、すべてが荘厳である――百万人を超える住人がいる。彼らは円形の家に住んでいる。(エネルギーの循環システムによって家には埃ひとつつかない)。これらの家の壁は水晶でできている。それは光を発し、洞窟全体を照らしている。

 外世界およびその病から離れて、テロス人は平和に、繁栄の中に暮らしている。彼らの世界は精神面でも、技術面でも発展しているのだ。彼らはベジタリアンであり、ポジティブに考えるので、彼らは病気も老いも経験しない。(アダマによれば、もっとも年を取っている住人は3万歳とのこと)。ここを統治しているのはアセンションしたマスターたちである12人会議である。お金は存在しない。物々交換が用いられる。ここには犯罪がない。だから警察もドアを施錠する必要もない。テロス人は長い距離を歩く。食事のあと歌を歌い、ダンスを踊る。ピクニックへ行き、コンサートを楽しむ。彼らは惜しみなく愛をふりまく。

 手短に言うと、シャスタ山の下には進歩した文明が隠されている。ダイアン・ロビンスは上級祭司とチャネリングすることで、私たちの注意をテロスに向けさせたのである。

 

 


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