おれたちイ族の愚連隊。 そんなタイトルをつけたくなった。 グレた少年はグレたおとなになる。大涼山イ族には、そんな不良少年のイメージがある。実際清朝の頃から民国時代を通じて、彼らはつねにおかみにおもねることなく、半独立状態を保っていた。入り込んだ官憲は捕らえられ、奴隷にされることもあった。そんな彼らだからこそ、独特の文化を発展させてきたともいえるだろう。(→ズーム) 四川省大涼山。