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平地や山岳に位置する聖地は、「セカル(gsas mkhar)」あるいは「セカン(gsas khang)」と呼ばれていた。シェンラブ・ミウォ(gShen rab mi bo)が啓示の業を成し遂げ、最初の布教活動を行った12年の間、彼は毎年、「セカル」の山を一つずつ訪れた。この文脈において「360」という数字が用いられている点は特に注目に値する。間違いなくそれは占星術と関係している。

よく知られた神々の集団である「ギクー(Gi khod)」あるいは「ゲクー(Ge kod)」は360柱の神々から構成されており、「セカル」の数もまた360である。360という数字は、ボン教の聖典が記されている言語の数でもある。シェンラブ・ミウォはそれらを「スワスティカ(ユンドゥン)の言語(g.yung drung skad)」というただ一つの言語へと翻訳した。その後、諸民族はその聖典をそれぞれの言語へと再び翻訳していった。

「セカル(gsas mkhar)」という概念自体は消滅したわけではなく、現在、家屋や山に祀られる守護神のための特別な容器や依代(よりしろ)を指すものとして残っている。