(22)

第二の乗り物は、「儀礼歌の四つの門(gyer sgo bzhi)」を専門とするナン・シェン(snang gshen)に明かされた。彼らは杜松の木で作られた小さな太鼓を携え、それによって空中を飛ぶことができた。

彼らの特徴的な印は「ベーツォン・ナンガ(bal tshon sna lnga)」、すなわち五色の羊毛の飾り糸だった。ただし、これらを「トゥル・シェン('phrul gshen)」の属性とする説もある。彼らはル(glud)やイェー(yas)を用いた儀礼を専門とし、頭には羊毛の房飾り(bal thod can)を身につけていた。彼らは、依頼者の安寧と繁栄をもたらすための呪術的な技法を修得していた。したがって繁栄や祝福を招く儀礼も彼らの活動領域に含まれていた。