コーン=シャーボクに学ぶ
カバラーとユダヤ教神秘主義
目次 ダン・コーン=シャーボク 宮本神酒男訳
序論
ユダヤ教神秘主義の起源
アシュケナージのハシディズム
カバラーの危機的状況
神と創造
悪の問題
魂
神秘主義者の道
ルリアのカバラー
神秘的なメシア
ハシディズムの勃興
現代のカバラー
第1章 聖書と古代ラビの時代 BC1900−AD900
序 アブラハムの天命 イサクの犠牲 ヤコブの夢 ヤコブと天使 モーゼと燃える柴 シナイ山の啓示 モーゼと幕屋 モーゼと神の栄光 エリヤと神の啓示 イザヤの神殿の幻 エゼキエルの天の車の幻 ダニエルの夢の幻 フィロンと神の使い 神の行動に関するフィロンの解釈 フィロンと天使の領域 メタトロン 智慧 シェキナー 10のセフィロト 母文字 7つの二重文字 12の簡素な文字 秘密の神秘的探求 神秘的探求のために要すること 神秘研究とすべてを燃やし尽くす炎 天界への上昇 7つの天界 エゼキエルと天の講堂 7つの天界の影響 シャマイム シェメイ・ハ・シャマイム シェメイ・ハ・シャマイムからツェヴルへ ツェヴルからアラフェルへ アラフェルからシェハキムへ シェハキムからアラヴォトへ アラヴォトから栄光の玉座へ ヘカロト・ラバティ ラビ・ネフニヤと天の車 学者と天の車 天使の領域 メルカヴァーへの下降 宮殿への道 6つの宮殿の非常事態 ラビ・ネフニヤとハッカナーの幻 下降のために必要なこと 秘儀加入者の道 7つの宮殿を守る者の名前 4つのハヨト 栄光の玉座の前で
第2章 中世ユダヤ神秘主義 900−1300
序 敬虔な生活 神への畏れの根本 愛の根本 謙遜の根本 教訓の根本 祈りの意図 ミツヴァ 善行 栄光の賛歌 神秘的な研究 宇宙樹 青い糸 魂の転生 光の神秘学 カバラー学研究 予言 数の組み合わせ 神の名前の発音 文字の組み合わせ 神の名前の起源 10のセフィロトと神の名前 神の名前の黙想 セフィロトを昇る 冷淡な態度 テトラグラマトンの文字 天国からのレスポンサ(回答) 42文字の神の名前 アイン・ソフ 名のないアイン・ソフ 感覚を越えたアイン・ソフ アイン・ソフの出現 アイン・ソフの行為 出現の過程 光を通じた創造 アイン・ソフとセフィロト セフィロトの順序 セフィロトの宇宙構造 シトラ・アフラ 悪の貝殻 人類の像 ティックン カヴァナー デヴェクト
第3章 後期中世ユダヤ神秘主義 1300−1750
序 母音のポイント 3つのイルミネーション 3つのポイントと贖い セゴルとメシア的鼓舞 高位の祭司 カバラーの手相学 魔法陣 予言的ポジション 予言的ポジションの祈り 神のマギド 天界のメンバーとエリヤ 未来を語る セフィロトと色彩 セフィロトの統合 セフィロトの瞑想 神秘学の研究 ルリアのカバラー 聖なる収縮 輪廻とイブル ギルグル(輪廻)の罰 パルツフィム(形状) 4つのテトラグラマトン 洗礼の瞑想 イフディム(統一) 魂の上昇 啓蒙 イェフディムと聖人 イフドの瞑想 テトラグラマトンの発展 イェツィラーの宇宙への上昇 善悪の傾向 聖なる光明 説教の幻 シナゴーグの幻 アラブ人の幻 モーゼス・コルドベロとの出会い マギドと神の啓示 神のミステリーの伝達 ゾーハルとティックン ティックンと個人の準備 天界の訪問
第4章 近現代の神秘主義 1750−20世紀
序 ベシュト サマエルの幻 研究と祈り 神への渇望 ベト・エルの神秘主義者 メカヴェニム 恍惚の仲間 黙想の祈祷 ルリアのカバラーの瞑想 ヴィリニュスのガオン カバラーの研究 カバリストの研究 聖なるミステリー 祈りと殉教 死と向かい合う決意 殉教の種類 祈りのときに手を挙げる 讃美歌29をうたう ザディキム ハシディズムの祈り 自己を破棄する 無 死の黙想 瞑想によって天界へ上昇する トーラーの秘密 上昇と下降 黙想の伝達者 神の存在 再統一 神へのこだわり イスラエルの役割 完全性のレベル 神の愛 エクスタシー 憂鬱 結婚と研究 悪魔の力 処女の幻 ブロディのヨシュアの幻 預言者エリヤ ベシュトの幻 善行の者の上昇 暗闇からの逃走 神の光明を求めて 精神的な睡眠 無気力から聖なる覚醒へ イスラエルの地 ティックン・オラム
第5章 現代のカバラー 21世紀
序 普通の人のためのカバラー 受容の欲望 神の光 共有の欲望 精神性と容器を壊すこと 科学とカバラー 絶対性 神の属性 創造の過程 儀礼 カバラー研究 心 転生と悪 過去生の記憶 魂の旅 魂の探求 ティックン 占星術的な展望 占星術と倫理 精神的成長 光の中で生きる 瞑想 カヴァナー 神の72の名前 瞑想と神の72の名前 邪視 赤い糸 アナ・ベホアフ