セクメトの守護の魔術
セクメトを表わす称号としては、雌ライオン、コブラ、燃えさかる太陽、火の元素、深紅や黒の色などが含まれます。動物の象徴のために雌ライオンの小さな像や写真を使うといいでしょう。より多くの太陽エネルギーのために日曜に働くのもいいでしょう。火曜日に火星のために、またその好戦的な側面のために呪文を唱えるのもいいでしょう。セクメトと関連がある一日の時間帯は、太陽が頭上に輝く正午か、月が欠けていく期間です。また夏の大地を焦がすような熱い時期は、この女神と相応しています。
つぎのサイキックな守護の呪文によってわれわれはライオン頭の女神セクメトの防御の、あるいは守護的なパワーを呼ぶことができます。この呪文はすべての攻撃のために作られたものではありません。それはサイキックな盾であり、個人的な守護の呪文なのです。
<必要なもの>
●赤い奉納のキャンドル ―― セクメトのために
●黒い奉納のキャンドル ―― ネガティブを破壊するために
●2つのキャンドルのカップ
●2つの虎の目の摩滅した石 ―― 守護、勇気、猫の魔術のために
●あなた自身の写真
●セクメトを代表するもの ―― セクメトか雌ライオンの小さな写真が効果的
●ライターかマッチ
●安全でたいらな表面(テーブルやフロア)
<実践>
キャンドルをホルダーに入れ、テーブルやフロアの上にセットしてください。赤いキャンドルは左に、黒いキャンドルは右に、キャンドルの横には石を置いてください。また、あなた自身の写真をそのかたわらに置いてください。呪文を唱えるあいだ、キャンドルのホルダーにそれを置いてください。できるならばセクメトの写真を額に入れ、開始の準備を整えてください。儀式を終えたあとあなたはこの写真をもっともいいと思える場所に置いてください。もしセクメトの写真が見つからないなら、あなた自身が描くか、ネットで画像を探してください。
危険を探しながら、家の中を歩き回る、ライオン頭の女神を想像することからはじめましょう。彼女はあたりを嗅ぎまわり、あなたにトラブルをもたらしそうないかなる人物やものごとにたいしてもうなり声をあげるでしょう。いま彼女は正面玄関で止まり、敷居で像のようにじっと静かに坐ります。深呼吸をして、あなた自身を地面の真ん中に置き、キャンドルに火をつけてつぎの句を唱えましょう。
光の輪のなかにわたしは立つ
(キャンドルの間にあなた自身の写真を置く)
セクメトよ、大地を越えて守護をください
(輪のなかのセクメトの写真をキャンドルのまわりに移動。あなたの写真の上にセクメトの写真をセットする)
わたしを護衛してください
あなた自身のひとりとして守護してください
すべての時間において
わたしがさまようどこにおいても
(セクメトがやってきてあなたを守るためにあなたの後ろに立つ)
このキャンドルの呪文を唱えたあと
太陽の力と雌ライオンの咆哮によって
あなたのわたしへの祝福はあふれんばかりになるだろう
キャンドルはそれ自体が燃え尽きるまで、燃えるままに任せましょう。セクメトは全体を見守り、あなたを守護します。摩滅した石を拾い集め、数週間所持しましょう。もしよければ、守護呪文を強化するために、正面玄関に近い壁の上にセクメトの小さな写真を貼りましょう。これはあなたとあなたの家がライオン頭の女神の守護のもとにあることを象徴しています。
⇒ つぎ