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死のないアムリタ(霊薬)の心の
広大で光揺らめく航跡のない海には
筏もなければ、船の残骸もなく、
向かう目的地はなく、救助がやって来ることもない。
それが原理で現れようと、神で現れようと、光で現れようと
あなたの本性へのみずからのささげものとしての
感覚の海を飲み干す。
それが原理だろうと、神だろうと、光だろうと
あなたの至福へのみずからのささげものとしての
心の事象の雲を食い尽くす。
それが原理で現れようと、神で現れようと、光で現れようと
あなた自身の光輝へのみずからのささげものとしての
洞察の稲妻を食い尽くす。
それが原理だろうと、神だろうと、光だろうと
あなたの純粋の広がりへの合一のささげものとしての
二元論の雷鳴を食い尽くす。
それが原理だろうと、神だろうと、光だろうと、誓いだろうと
あなたはあとに何も残さない。
沈黙さえも
「そのようなもの」すらも残さない。
ドゥクモは満悦な表情で丘を下り、遠くのリンの庶民のテントから煙が立ち昇るのが見えると、微笑みを浮かべた。彼らは起床したばかりで、かまどの火を入れ、朝食の準備にとりかかったところだった。