魔法のオイルの使い方 

 オイルやパウダーは第一に塗油や魔法ドレッシングに用いられます。たとえばもしあなたがお金を引き寄せたいなら、あるいはお金がやってくる通路を持っているなら、パウダーを使って仲立ちとなるものを飾り立て、お金があなたのところへ来ることを確かめてください。

 わたしが言っているのはつぎのことです。あなたにはあなたのビジネスがあり、あなたは特別な製品を売ったり、サービスを提供したりします。インボイスを送る前に、インボイスの用紙の裏や封筒の上にパウダーを撒いてください。そしてあなたが期待するクリアなイメージを呼び起こしてください。あなたはクライアントが時間通りに払うのを期待していると、そしてあなたのサービスを受け続けるとわたしは考えます。この考え方を明確に持って、インボイス(送り状)に縞模様をつけてください。

心に魔法をかけたい特別な人がいるとき、望んだ結果を得るための効果的な方法がパウダーを用いたものです。その人が通りそうな場所にパウダーを撒いてください。パウダーがどれだけ効くかは、その人の痕跡にどれだけよくかかっているかによるのです。その痕跡にはその人のいわばエッセンスが含まれているのです。フードゥー魔術からあなたはすぐに人のエッセンスがとても重要な要素であることを学びます。それはあなたがかける魔法の効き目を増大させるのです。当該の魔法はもはや一般的なものではありません。そのかわりユニークな魔術となるのです。あなたは比較的静かな区域に住んでいるとしましょう。あなたにとっての厄介者、迷惑な隣人がひとり住んでいるのです。善悪のバランスを失うことなくあなたの人生から迷惑な隣人を追い出すもっとも手早い方法は、フードゥー・パウダーを用いることなのです。隣人がよく通る道にパウダーを撒きましょう。パウダーに少しばかり土を混ぜれば、道路の土と見分けがつかないでしょう。パウダーを撒いて、それから隣人の名前やあなたが望むことを口に出して唱えます。呪文はあなたの意図とともに封じなければなりません。駆除剤として使われる特別なパウダー混合物があります。この混合物にあなたの意図が結びつくとき、すぐに結果が得られることが保証されるのです。その人の注意を惹こうとしているとき、役に立つのです。

 オイルはパウダーとは役割が少し違います。それは堅実さを持っています。たとえばオイルをインボイスの上に撒いたらそれはベトベトし、あなたはプロフェッショナルとはみなされないでしょう。イメージが作り出す悪い印象によって、受け取り手の心はあなたに反感を持つでしょう。ですから状況によってパウダーやオイルを使い分けるといいのです。呪文を唱えたりキャンドルの魔法をかけたりするとき、オイルとパウダー両方を使うこともあります。魔法のために作られたキャンドルがあります。パウダーかオイルを少しばかりキャンドルの灯がついている祭壇の最上部に撒きます。それからあなたの「意図」をキャンドルの上に置いてください。キャンドルが燃えるにしたがい、魔法は活性化し、あなたの願いは人生において明らかになります。またモージョー・バッグを豊かにするためにオイルやパウダーを使うことができます。つぎの章ではモージョー・バッグについてかなり詳しく論じることになります。しかし今それについて理解すべきことはその力が長い年月の間に衰えることです。この理由から、魔法をアクティブに、そして意義あるものに保ちたいなら、エネルギーを供給するパウダーやオイルが必要なのです。

 フードゥーのオイルやパウダーの使い方はほかにもたくさんあります。しかしつぎの数章――ここで呪文づくりをします――のためにいくつかの秘法はまだ出さないようにします。ですからフードゥーの実践についてはそちらを見ていただきます。今、残された論ずべきことは、あなた自身の魔法のオイルやパウダーを作ることであり、それによって魔法をかけることなのです。