あなただけのモージョー・バッグを作る
この章でモージョー・バッグを描くのに唯一使ったフレーズは、それが「魔法にとっていかに特別か」でした。しかしそれ以上に、それはあなたにとってユニークであり、特別なのです。これはつまりあなたのモージョー・バッグを他人は使えないということです。あなたもまたほかのだれにもそれを見たり、触ったり、知ったりすることを許さないということです。それはつねに安全な場所に隠しておかなければならないということです。モージョー・バッグはハーブ、石、オイルの組み合わせから成っています。しかしもっともパワフルな素材はあなたの「意図」なのです。では元気よく最初のモージョー・バッグを作ってみましょう。実地訓練として心の平安のモージョー・バッグを作ります。あなたは以下のアイテムを集める必要があります。
●インディゴブルーのフランネル(綿布)バッグ
●海の貝
●ラピスラズリの石
●カモミール
●ピースマーク(オプション)
インディゴブルーは心の平安を呼ぶ色です。モージョー・バッグには最適の色といえます。海の貝は、穏やかなときの大海原の心やすまる、静かな存在を表しています。その存在に引き寄せることによってエネルギーを育み、あなたはそれをモージョー・バッグに入れようと願うでしょう。ラピスラズリは調和と落ち着きを表します。そして魔法を満たすその力はすばらしい付加となります。最後にほんの少し穏やかさを増すために、カモミールの種子を入れてください。これらの素材をフランネルバッグに入れて、(望みであれば)ピースマークで封をしてください。わたしはオームの印が好みです。それは内面の平静を意味しているからです。あなたの願いを反映すると思われるシンボルを探してください。そしてあなたの「意図」を入れることによって、モージョー・バッグの魔法を完成させてください。
手にバッグを持って、あなたのお願いを述べてください。あなたの言葉はたとえばつぎのようになります。
「このバッグがわたしに触れるたびに落ち着きを覚えます。わたしはバッグに触るごとに自然とリラックスし、体からストレスが去るのを感じます。わたしは内部に覚えた落ち着きをけっして失うことはないので、もっとも状況を改善しようとしているときでさえ、わたしは自分の頭を水から出しておくことができます。これがわたしの<意図>であり、わたしの生活の一日ごとにそれを言葉にして行動に変えます」
バッグの上で呼吸し、それがあなたの本質を吸うようにさせてください。そしてそのサイクルを開始してください。隔週ごとにパワーを保持し、維持するために聖別したオイルをモージョー・バッグにこすってください。このようにして、あなたのモージョー・バッグは活性化するのです。
最初のモージョー・バッグ作りが完成すると、フードゥー実践家になるというあなたの旅は、すなわち基礎トレーニングは終わりとなります。いまのあなたに必要なのは、あなたがスタートし、目下のところあなたが持っている知識を発展させるのを助けるためにおこなう、異なる状況のための二つの魔法です。