魔法2:ホットソースの復讐 

目的:あなたを傷つけた人々に身体的な苦しみを与えること。 

 復讐という料理は、冷菜(コールド・ディッシュ)で食べるのがベストと言われます。しかしあなたに必要なのは少しばかりのホットソース(唐辛子ソース)です。それによって復讐はあなたの口の中で報いの風味となります。復讐の魔法における主役はホットソースなのです。ある人物に復讐をしたいなら、台所でもっとも辛いソースを見つけてください。心配することはありません。この魔法がかけられた人物は死ぬこともなければ、非人道的な扱いを受けるわけでもありません。ただ苦しむだけです。この魔法のために必要なのは以下のものです。

ホットソース 

人形かフィギュア、あるいはキャンドル 

 あなたが魔法をかけたい人の身替りとなるキャンドル、人形、フィギュアをまず清めてください。その人物の名を知らない場合(あなたが名を知ることなく礼遇されたり、傷つけられたりした場合)、あなたはシンプルに人形にタグをかけます。タグには「〇〇したすべての者」と書かれています。〇〇とは、あなたに対してしたこと、傷つけたことを表しています。人物の名がつけられた人形を聖化すると、つぎにホットソースを人形全体にまんべんなくかけてください。全体にかけ終えたら、それを太陽のもとに置いてください。フィギュアやキャンドルにまぶしたホットソースが乾くと、魔法をかけられた人は説明しがたい熱を感じるようになります。そして体全体にみみずばれの痕が広がっていきます。