生育
こどもが生まれて一週間後、ドゥン・カーガン(bdun kha gang)という誕生祝いの儀式をおこなう。そしてンガッパか活仏のところへ行き、生まれた日時をもとにツェカル・ツェルン(btsas skar btsas lun)という生誕占経を参考に命名する。生まれたときに起こった徴から名づけることもある。
こどもがよく泣くときなど、アンニ・シャウ山(a myes sha bo)へ行って名前を変える。このときシャウと名づけることが多い。マパだけでもシャウという名をもつ人が15人もいるという。子種にめぐまれないときにも、夫婦でシャウ山へ行って交わり、こどもを得たという最近の実例がある。
女の子は16歳になると、正月かルロル祭のときフチャパパ(skra phab pa おさげに櫛を入れる儀式)という成人儀礼をおこなう。男の子は16歳になった年、ルロル祭で軍人(dmag myi)になるのが成人儀礼に相当する。