シャウ・ドルジ(Sha po rdo rje

 ソグル。30歳。農民。

 ハワになったのは、シャムワとおなじときで1992年冬。神の扉をあけたのはアラク・セツォン活仏。ハワになるとき、やはりからだの調子が悪かった。夢の中で神によばれた。また神が自分を守ってくれる夢を見た。

 祖父がニョンチャルジャ(sNying cag rgyal)というハワだった。1941年~45年の間に先代ケンチェン活仏によって神の扉がひらかれた。1962年、祖父は餓死した。そのとき60歳だった。それから30年間、ハワ不在がつづいたのだ。

 ルロル祭のとき以外も、なくし物を探したり、病気を治したりもする。といっても、どの医者へ行ったらいいとか、どんな経文を読むべきか、というアドバイスだが。

 ルロル祭のときのお告げはだれにでもわかるチベット語で語られる。

 上記のようにルロル祭の最後の場面で、村の端まで行き、白傘蓋仏母経を誦Uながら、ゾッホグを燃やして邪気を祓う。

 しばしば杜松(shug pa)を生のまま食べる。からだをきれいにするためである。