気づきのメディテーション
マインドフルネス(気づき)はあなたの周囲と内部両方のことを慎重に認識する実践である。意識的なマインドフルネスを達成することによって、わたしたちは積極的に現在を知るようになる。スピリチュアルなレベルにおいてこの明晰さが聖なるものとわたしたち自身の間のつながりに自身を同調させる助けとなる。一日のいかなるときであれ、このメディテーションを外で試してみよう。
1 まず白いキャンドルに火をともしましょう。そして一片の石膏を持ちましょう。あなたは没薬(もつやく)かサンダルウッド(白檀)のような精神的進歩を連想する香りのインセンスを燃やしたいと願うかもしれません。目を閉じて注意をあなたの身体の中心に向けてください。静かに、外へ、うちへ、呼吸してください。
2 語って、唱えてください。「わたしは気づいている。わたしは目覚めている。わたしは聖なるものとつながっている。
3 呼吸をしながらあなたのまわりの感覚的刺激を考察してください。刈ったばかりの草や木から出る煙がにおいますか。木の葉が擦れる音や鳥の鳴き声が聞こえますか。おそらくひんやりとしたそよ風があなたの肌を撫で、あたたかい陽光があなたの顔の上にそそがれているでしょう。神経を集中してください。そしてあなたの身体を自然世界に同調させてください。
4 つぎのように唱えてください。「考え抜かれた明瞭さは抱くべき自分のもの。わたしは気づいている。わたしは目覚めている。わたしはすべてのものを意識している。わたしは聖なるものとつながっている」
5 静かな呼吸をつづけてください。心が整ったら、キャンドルの火を消してメディテーションを終わりにしてください。気づきのエネルギーが蓄えられた一片の石膏を、気づきを思い起こさせるよすがとして持っていてください。
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