ヨガナンダのバガヴァッド・ギーター講座 目次 

宮本神酒男編訳 

 

イントロダクション 

1章 アルジュナの落胆 

  第1章の意味 

  彼らは何をした? 心理学的、精神的戦場の調査 

  精神的、物質主義的勢力に反する軍隊 

  法螺貝:瞑想中の内なる顫動の戦い 

   信仰者は敵が破壊されるのを観察する 

   闘うのを拒むアルジュナ 


2章 サーンキヤとヨーガ:宇宙の智慧とその獲得の方法 

  信仰者への神の奨励、導きを求める信仰者 

  魂の永遠の、超越的な性質 

  正しい戦いは人の宗教的義務 

  ヨーガ:疑い、混乱、知的不満足のための療法 

  無限の智慧に導く正しい行動のヨーガの技法 

  自己覚醒の質 


3章 カルマ・ヨーガ:霊的行為の道 

  なぜ行動は解放の道の必要な部分なのか 

  正しい行動の本質:神への寄進(ヤジュナ)としてすべてをおこなう 

  無執着の正しい義務行為は神のよう 

  無我の行ないがいかに自然の二元性やカルマの縛りからヨーギを解き放つか 

  霊的導師とサーダナに対する正しい態度 

  情熱の二面である欲望と怒りを克服する 


4章 神を知ることの究極の科学 

  ヨーガの歴史的基礎と秘密の本質 

  聖性の生まれ変わり 

  転生の循環からの解放の道 

  創造の中の神の行動様式 

  カルマからの解放:正しい行動、間違った行動、行動なしの本質 

  ヤジュナ、すべてのカルマを費やす精神的な火の儀礼 

  真のグルによって授けられるすべてを神聖化する智慧 


5章 内なる放棄による解放 

  現実世界で奉仕するのと、隠遁して智慧を探す、そのどちらがいい? 

  ギーターの解放の道:神プラス欲のない活動の瞑想 

  超越的な目撃者としての自我:至福に落ち着き、世界に乱されない 

  善と悪とそれらと魂の結びつき 

  至高の存在に住む精神を知る者 

  感覚世界を超越し、不滅の至福を得ること 


6章 ヨーガの瞑想による精神における永遠の避難所 

  真の放棄と瞑想による真のヨーガ 

  小さな自我(エゴ)が変容して聖なる自我(魂)へ 

  自己覚醒の賢者は世界をいかに見るか 

  ヨーガの実践を成功させるためのクリシュナのアドバイス 

  自我を制圧し、心を統御する 

  精神における自我の危機とすべての生きるものに充満すること 

  神の約束:忍耐強いヨーギは究極的に勝利する


7章 精神の本質と本質の精神 

  汝が我をいかに理解しているかを聞け 

  プラクリティ:創造における精神の二元的本質 

  創造主は現れた想像をいかに持続させるか 

  宇宙の催眠状態(マーヤー)とその超越のしかた 

  どの神が崇拝されるのか 

  自然の夢の影の向こうの精神を知覚する 


8章 不滅の絶対性:創造と消滅のサイクルを超えて 

  大宇宙と小宇宙の精神の現れ 

  死に際のヨーギの体験 

  至高なるものを得る方法 

  宇宙創成のサイクル 

  再生の循環から解放される方法 


9章 王の知識、王のミステリー 

  実行しやすいヨーガの方法によってダイレクトに神を感知する 

  いかに神がすべての創造物に行きわたっているか、同時に超越しているか 

  神を崇拝する正しい方法 


10章 現れない霊性の無限の出現 

  生まれていない、はじめのない、形と概念を超えたもの 

  神の本質のさまざまな修正 

  喜びと献身のなかで賢者は神をほめたたえる 

  信仰者は神自身の言葉を聞くために祈る:「汝のあまたの面と形は何ですか?」 

  「わが現象的表現を汝に語ろう」 

11章 幻視の中の幻視:神はその宇宙の形をあきらかにする 

12章 バクティ・ヨーガ:信愛の結合 

  ヨーギは現れない神、個人的な神を崇拝するべきか 

  霊的実践のレベルと覚醒の段階 

  神に引き寄せられる信仰者の質 


13章 畑と畑を知る者 

  身体を創造する聖なる力と善悪の種がまかれ、収穫される畑 

  事物と精神、身体と魂の本質 

  性格と智慧 

  賢者によって知られるものとしての精神 

  プルシャとプラクリティ(精神と本質) 

  自己覚醒に至る三つの道 

  解放:原野と原野を知る者の差異 


14章 グナの超越 

  宇宙の本性のなかで内在する三つの質(グナ) 

  人間の本性における善悪の混合 

  サットヴァの、ラージャスの、タマスの果実 

  ジヴァンムクタ、すなわち自然の上に立ち昇る者の本性 


15章 プルショーッタマ:最高の存在 

  永遠のアシュヴァッタ:生命の木 

  現れないものの場所 

  精神がいかに魂として現れるか 

  至高の精神:滅亡する、しないを超えて 


16章 聖なるものをいだき、魔的なものを拒む 

  人を神のようにさせる魂の質 

  聖なるものを避ける魂の性質と運命 

  地獄の三つの門 

  人生のふるまいの導きに関する正しい理解 


17章 三種類の信仰 

  崇拝の三つのパターン 

  三種の食べ物 

  精神的実践の三つの等級 

  三種の与えるもの 

  オーム・タット・サット 父なる神、息子、聖霊 


18章 真実において汝に約束するのか:汝は我を得る 

  放棄:非利己主義、無執着によって世界の中で生きる聖なる方法 

  行動の根本と行動の極致(解放) 

  知識、行動、性格の三等級 

  知性(ブッディ)、不屈(ドゥリティ)、幸福(スカム):高次の、低次の表現 

  人生における神聖なる定められた義務を認識する 

  ギーターのメッセージの要約 

  精神と魂の対話