猫文学叢書   目次   宮本神酒男 

「ねえ、きみ」わたしはいった。「心理主義の小説家になって、人間について書きたいのなら、いちばんいいのは猫を二匹飼うことだよ」(オルダス・ハクスリー) 『猫文学大全』(柳瀬尚紀 訳・編)より 

マクナルティとキーファー「完全猫」(ホーリー・キャット)の表紙。絵はペギー・ベーコン  


<猫文学セレクション> (未訳の作品中心、多くは仮題)  

 屋根上の貴族たち 十三篇の猫の物語 カール・ヴァン・ヴェクテン編(1921) 

 家の中の虎 カール・ヴァン・ヴェクテン(1920) *表紙はイタリア語版より 

猫たち(Les chats) シャンフルーリ(1869) *写真は挿絵のひとつで日本の猫のだまし絵(歌川国芳) 

 ブバスティスの猫 古代エジプトの物語(1889) G・A・ヘンティ 

 エジプト猫の謎(1961) ジョン・ブレイン(ハロルド・グッドウィンらのペンネーム)

 猫とネズミ ペルシャ童話(1906) ハートウェル・ジェイムズ 

 ある猫の物語(母ミシェルと猫) ベドリエール(1846)オルドリッチ英訳(1906

 猫のキティ嬢の物語 アーサー・スコット・ベイリー(1919 

 キッチン猫、その他の物語 エイミー・ウォルトン(1870) 

 猫と猫まね鳥 『お庭物語』クララ・D・ピアソン(1903)所収 

 白磁の猫の物語 ローラ・リー・ホープ(エドワード・ストレイトマイアー)(1921

 ズート、その他パリジャンたちの物語 ガイ・ウェットモア・キャリル(1903) 

 子猫たちのための猫の国の物語 タビザ・グライモルキン(1852) 

 ペルシア猫のルバイヤート オリバー・ハーフォード(1904) 

 子猫の詩の庭 オリバー・ハーフォード(1911) 

 黒顔の子猫ちゃん マーシャル・ソーンダース(1913

 三匹の子猫 作者不詳(1890) 

 キティボーイのクリスマス エイミー・エラ・ブランチャード(1898) 


 子猫パンキー・ダンクと金魚 作者不詳(1912) 

子猫パンキー・ダンクとネズミ 作者不詳(1912) 

子猫パンキー・ダンクとまだらの子犬 作者不詳(1912) 

小さな野良猫 L・T・ミード(1897) 

犬と猫の真実の物語 イライザ・リー・フォーレン(1870) 

 三匹の子猫 キャサリン・パイル(1931) 

わが猫ジェフリーを想うがゆえ(『子羊の喜び』より) クリストファー・スマート(18世紀) 

愛猫を弔ううた(『墓畔の哀歌』より トマス・グレイ(1747) 

トンプソンの猫(SF) ロバート・ムーア・ウィリアムズ(1952) 

 ばけ猫オパリナ ペギー・ベーコン1966) 

真の哲学者 その他猫の物語 ペギー・ベーコン1919) 

 完全猫(ホーリー・キャット) フェイス・マクナルティとエリザベス・キーファー(1962) ベーコン

世の中こんなもんさ、子猫ちゃん エミリー・ネヴィル (1963) 

ジプシー猫ラマ ベツィ・バイアーズ(1967) 

7匹の特別な猫たち リチャード・ケーニグ(1961)ペギー・ベーコン 

猫とキャリー夫人 ドリス・ゲイツ(1966) 

イサベルと図書館猫 リリアン・ベーソン(1966) 

クリスマス・キャット イサベル・ホランド、キャシー・ミッチェル(1987) 

 聖ジュリアンの猫 メアリー・E・リトル(1989) 

納屋猫 キャロル・P・ソール(1998) 

猫物語集(エブリマンズ・ポケット) ダイアナ・S・テスデル編(2011

偉大なる猫 猫詩集 エミリー・フレイゴス編(2005)  


はずかしがりやの子猫ちゃん キャトリーン・シャー(1999) 

猫のように考えて パム・ジョンソン=ベネット(2000) 

古代エジプトの猫 ヤロミール・マレク(1997) 

猫にささやく者 クレア・ベサント(2002) 

ニャア探偵事件簿 ペット探偵 リンダ・O・ジョンストン(2007) 

猫魔術 エレン・ドゥガン(2006) 

こころのチキンスープ 私の猫がこんなことをするなんて ジャック・キャンフィールド他(2012) 

こころのチキンスープ こんなこと猫がした:魔法の瞬間、奇跡、そして茶目っ気 エイミー・ニューマーク(2014) 

こころのチキンスープ 心温まる猫の話101選 エイミー・ニューマーク(2016)  

 ダライラマの猫 デーヴィッド・ミッチー(2012

図書館猫 リンダ・バータッシュ=ドーリー(2015) 

マジカル・クール・キャット・ミステリー メアリー・マシューズ(2014) 

猫物語集 ペロー、ラブクラフト、トウェイン他29篇 ドーバー社(2015

白猫パングル・バン フェイ・サンプソン(2002) 

修道士アリカディウスとパングル・バンの冒険 マーガレット・ネージェル(2016) 

白猫と修道士(絵本) ジョー・エレン・ボガート シドニー・スミス(2016) 

パングル・バンを追跡して ゲイリー・シャンク(2013) 

猫ダイアリー ベツィ・バイアーズ(2010) 

バスで通う猫キャスパー スーザン・ファインデン(2011) 

気取り歩きのレッスン ディナ・ハリソン(2011) 

神が贈りたまいし猫 ジム・クロース(2013) 

シティ・キャット ケイト・バンクス(2013) 

ミイラ猫 マーカス・エワートとリサ・ブラウン(2015) 

ファラオの猫 マライア・ルイザ・ラング(2015) 

氷のエンジェル エンジェル猫シリーズ リンダ・ディーン(2013) 

黒い猫と青い鳥 フランシス・マクナルティ(2002) 

ソックス ビヴァリ・クリアリイ(2015) 

飢餓山の猫 エド・ヤング(2016) 

みな一匹の猫を見た ブレンダン・ウェンゼル(2016) 

念力猫語りき マックス・トンプソン(2005) 

猫に飼われている人のためのルールブック マックス・トンプソン(2008) 

孔子猫いわく P・R・メイソン(2012) 

猫詩集「おしっこかけちゃった」 フランチェスコ・マーシュリアーノ(2012) 

猫のプーシン クレア・ベルトン(2013) 

ごめんなさい、ベッドに吐いちゃった 子猫からの手紙 ジェレミー・グリーンバーグ(2013) 

ネットに乗った猫(猫コージー・ミステリー) カレン・アン・ゴールデン(2013) 

亡霊のような猫の足 リーアン・ドブス(2014) 

猫救出日記 56の真実の記録 カート・シュミット(2014) 

冬の子猫 リンダ・ベンソン(2014) 

チェリーの丘殺人事件 ペイジ・スルース(2015) 

救出されて 12匹の猫の物語 リズ・ムガベロ他(2015)

猫とケーキと手がかり ケネディ・チェイス(2016) 

猫の解剖学 ラッシュ・ハイディコパーら(2016) 

魔女の猫ミステリー いつものしっぽ デリア・ジェームズ(2016) 

トラブルの呪文 レイアン・ドブス(2016) *猫、犬をはじめ多数の動物が活躍 

すべてのはじまりに魔女 主人公の助手、片目の猫ウィンキー アデル・アボット(2015) 

歴史上の猫たち リンダ・バータッシュ=ドーリー(2015)  

みな一匹の猫を見た ブランデン・ウェンゼル(2016) 

地獄から来た猫 リン・トラス(2015) 

すべての猫は天国へ行く ベス・ブラウン(1960) 

天国で君と会えたら 猫愛好家篇 ジャック・ウィンツ(2011) 

すべての猫は天国へ行く ヴァルダ・V・ユーペニクス(2015) 

ウェンディとブラック(猫探偵シリーズ) アマ・リー(2015) 

語るしっぽ(セカンドチャンス猫シリーズ) ソフィー・ライアン(2017) 

ミッション・インポーシブル ポー(猫足)&クロー(猫爪)シリーズ クリスタ・デーヴィス(2017) 


<猫文学やエッセイのアンソロジー> 

猫物語 富士川義之編 

お気に入りの猫物語 エイモリー編 青木栄一訳 

気ままな猫の14物語 オマーラ編(1992) 

猫文学大全 柳瀬尚紀訳・編(1990) 

猫百話 柳瀬尚紀編(1988) 

猫絵の殿様 落合延孝(1996) 

魔法の猫 ダン&ドゾワ 深町真理子他編(1998) 

猫好きに捧げるショート・ストーリーズ ローゼン編(1997) 

猫に関する恐怖小説 フレドリック・ブラウン(1984) 

作家の猫 夏目房之介他(2006) 

猫 大佛次郎他(
1954、2009) 

日本の名随筆 猫 阿部昭編(1982)  

猫のはなし 浅田次郎編(2013

100万分の1回のねこ 谷川俊太郎他(2015) 

猫なんて! 角田光代他(2016) 


 

<猫に関係する文学やエッセイその他> 

長靴をはいた猫 シャルル・ペロー(1697) 

E・T・A・ホフマン 牡猫ムルの人生観(1820) 

黒猫 エドガー・アラン・ポー(1843) 

猫が気ままに歩くわけ ラドヤード・キップリング(1902) 

こねこのトムのおはなし ビアトリクス・ポター(1907) 

吾輩は猫である 夏目漱石(1905) 

猫の事務所 宮沢賢治(1926) 

牝猫 コレット(1933) 

猫町 萩原朔太郎(
1935) 

猫と庄造と二人のおんな 谷崎潤一郎(1936) 

キャッツ ポッサムおじさんの猫とつき合う法 T・S・エリオット (1939、1995) 

キャット・イン・ザ・ハット ドクター・スース(1957、2001) 

夏への扉 ロバート・ハインライン(1957) 

100まんびきのねこ ワンダ・ガアグ(1961) 

14ひきともう一匹の猫 田中祥太郎(1976) 

時計のかわりになった猫 田中祥太郎(1987) 

100万回生きたねこ 佐野洋子(1977) 

ガルドンのながぐつをはいたねこ ポール・ガルドン(1976、1978) 

ニューヨークの猫たち テリー・ドゥロイ・グルーバー(1982) 

内なるネコ ウィリアム・S・バロウズ(
1986) 

夢前案内猫 レオノール・フィニ 

ケンブリッジの哲学する猫 フィリップ・J・デーヴィス(1988、1992) 

空飛び猫 ル・グイン(1988) 

帰ってきた空飛び猫 ル・グイン(1989) 

素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち(1994) 

ニューヨーク・猫物語 クリーブランド・エイモリー(1988) 

つむじ曲がりな猫物語 クリーブランド・エイモリー (1992) 

スリープウォーカーズ(映画) スティーブン・キング脚本(1992) 

空を駆けるジェーン 空飛び猫物語(
1999) 

綿の国星(コミック) 大島弓子(197887) 

ノラや 内田百閨i1957) 

猫のいる日々 大佛次郎(1978) 

ちいさなねこ 石井桃子(
1967) 

ねこのオーランド キャスリーン・ヘイル(1982) 

のらねこボタン トム・ロビンソン ペギー・ベイコン(1968、傑作ねこの絵本1988) 

よるのねこ ダーロフ・イプカー(傑作ねこの絵本1988) 

こねこのフェリーチェ マーシャ・ブラウン(傑作ねこの絵本1988) 

クリスマスのこねこ クレア・ターレイ・ニューベリー(傑作ねこの絵本1988) 

かねもちのねことびんぼうなねこ バーナード・ウェーバー(傑作ねこの絵本1988)  

子ねこをつれてきたノラねこ メアリー・リトル(1984

ねこのくにのおきゃくさま シビル・ウェッタシンハ(1996) 

パリに恋した猫 ピーター・ゲザーズ(1992) 

猫の歴史と奇話 平岩米吉(1985、1992) 

猫談義 今村与志雄(1986)

キャットウォッチング デズモンド・モリス(1986、1987)

ネコたちをめぐる世界 日高敏隆(1989) 

世界を変えた100匹の猫 サム・ストール(1997、2008) 

猫のおまじない クレア・ナーマド(1993、1994) 

猫の紳士の物語 メイ・サートン(1996、1957) 

こころのチキンスープ 犬が好き猫が好き ジャック・キャンフィールド他(1999、2001) 

猫だましい 河合隼雄(2002) 

愛別外猫雑記 笙野頼子(2001) 

猫の客 平出隆(2001) 

猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる 田中貴子(2014) 

ジェニイ ポール・ギャリコ(1950) 

トマシナ ポール・ギャリコ(1957) 

猫語の教科書 ポール・ギャリコ(1964) 

迷い猫あずかっています 金井恵美子(1996) 

『吾輩は猫である』殺人事件 奥泉光(1999) 

黒ねこのおきゃくさま ルース・エインズワース(1999) 

猫に時間の流れる 保坂和志(2003) 

幸せな猫の育て方 加藤由子(2005) 

ねこくん、わが家をめざす ケイト・バンクス(2007、2004) 

猫にかまけて 町田康(2010) 

猫のよびごえ 町田康(2016) 

通い猫アルフィーの奇跡 レイチェル・ウェルズ(2014) 

猫といっしょにいるだけで 森下典子(2014) 

ねこみゅにけーしょん パム・ジョンソン(1994) 

まんまるおつきさまをおいかけて ケビン・ヘンクス(2004、2005) 

ねこのおいしゃさん ますだゆうこ あべ弘士(2008) 

パリにゃん 酒巻洋子(2009) 

いたずらこねこ ポール・ガルドン(1986、2004) 

ハロウィーンを探せ マーサ・フリーマン(2005) 

ポテト・スープが大好きな猫 テリー・ファリッシュ(2003、2005) 

ネコ的人生のススメ ジョー・クーデア(2007) 

うらやまし猫の恋 越人と芭蕉 吉田美和子(2008) 

猫の縁談 出久根達郎(2009) 

本があって猫がいる 出久根達郎(2014) 

おかゆネコ1 吉田戦車(2013) 

魔女と猫の話(ねこぱんちコミックス) 四宮しの(2013) 

今日も一日きみを見てた 角田光代(2015) 

ニューヨークの看板ネコ 仁平綾(2015) 

ちょっとネコぼけ 岩合光昭(2005) 

ねこ 岩合光昭(2010) 

「いい猫だね」ぼくが日本と世界で出会った50匹の猫たち 岩合光昭(2015) 

岩合光昭の世界ネコ歩き 岩合光昭(2015) 

ネコへの恋文 岩合光昭(2016) 

庭猫 安彦幸枝(2015) 

町で一番賢い猫 トラ猫ミセス・マーフィ・シリーズ リタ・メイ・ブラウン(1990、2015)

猫は手がかりを読む シャム猫ココ・シリーズ リリアン・J・ブラウン(1966、1988) 

黒猫ルーイ、名探偵になる 黒猫探偵シリーズ キャロル・ネルソン・ダグラス(1992、2009) 

猫とキルトと死体がひとつ 猫トラブル・シリーズ リアン・スウィーニー(2009、2010) 
 

猫絵十兵衛御伽草子(コミック) 永尾まり(2008) 

キジトラ猫の小梅さん(コミック) ほしのなつみ(2008) 

猫に言いたいたくさんのこと 野澤延行(2012) 

猫の伝説116話 谷真介(2013) 

人生はニャンとかなる! 水野敬也、長沼直樹(2013) 

人生はもっとニャンとかなる! 水野敬也、長沼直樹(2015)

天狗芸術論・猫の妙術 佚斎樗山 石井邦夫訳(2014) 

資料としての猫絵 藤原重雄(2014) 

わたしのノラネコ研究 山根明弘(2007) 

ねこの秘密 山根明弘(2014) 

ねこはすごい 山根明弘(2016) 

ネコ学入門 クレア・ベサント(2000、2014) 

ねこのピート だいすきなしろいくつ エリック・リトウィン ジェームス・ディーン(2013) 

きょうのにゃこ譚(コミック) 柿生みのり(2013) 

てのひら猫語り あさのあつこ 金巻ともこ 越水利江子 時海結以 平谷美樹(2014) 

ネコの真実 南部美香(2015) 

猫医者に訊け! 鈴木真(2015) 

世界でいちばん愛らしい帽子ねこ サラ・トーマス(2015、2016) 

せかいいちのねこ ヒグチユウコ(2015) 

ぶさにゃん 沖昌之(2015) 

猫とさいごの日まで幸せに暮らす本 加藤由子(2015) 

ボリス絵日記 ヒグチユウコ(2016) 

パリの看板猫 オリヴィア・スネージュ、ナディア・ベンシャラル(2016) 

ねこの絵集 ブリティッシュ・ライブラリー(2016) 

ネコヅメの夜 町田尚子(2016) 

夜廻り猫 深谷かほる(2016) 

おおきなねことちいさなねこ 石黒亜矢子(2016)  

骨董猫屋(コミック) 鷹野久(2016) 

猫侍(コミック) ほしのなつみ(2016) 

彼女と彼女の猫(コミック) 新海誠 山口つばさ(2016) 

もしあなたのネコがあなたを殺そうとしていたら オートミール(2012、2016) 

図書館ねこデューイ ヴィッキー・マイロン (2009、2010) 

図書館猫ベイカー&テイラー ラウチ、ロガック(2016) 

もっとわかって! 猫の想い マイケル・田中(2016) 

ネコと一緒に幸せになる本 猫の気持ち研究会 青沼陽子(2016) 

ネコがこんなにかわいくなった理由 黒瀬奈緒子(2016) 

ねこ神さまとねこおやじ 塩田妙玄(2016) 

ペットの声が聞こえたら(コミック) オノユウリ 塩田妙玄(2014) 

あの世のネコたちが教えてくれたこと ケイト・ソリスティ(2004、2016) 

猫の日本史 桐野作人(2017) 

ねこたちのてんごく シンシア・ライラント(2010、2013) 

書店猫ハムレットの休日 アリ・ブランドン(2014、2017) 黒猫書店ミステリー4 

吾輩は猫画家である ルイス・ウェイン伝 南條竹則(2015) 

チャーちゃん 保坂和志(2015) 

こねこのジェーン ダンスだいすき! バレリー・ゴルバチョフ(2015) 

猫と漱石と悪妻 植松三十里(2016) 

猫ヶ原(コミック) 武井宏之(2016)