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夢幻チベット(続)

かっこなんて、つけてないよ。

チョナン派の少年僧。
四川アバ州セ・ゴンパにて。
A young monk at bSe gompa (Jonang-pa) in rNga ba

死は友のようでもあり、影のようでもある。

チョナン派寺院セ・ゴンパの屋根。
On the roof of
bSe gompa in rNga ba

痛くない、痛くない。
とマントラのごとく唱えれば、
痛くない。
密教の極意なり。

六月祭のとき、参加者は勇者であることを示すため、針を頬に刺す
Piercing cheeks
Theu, Rebkong, Amdo

チベット版「死を想え」

'Memento mori' in Tibet
Ladakh, India

秘すれば花
(画像をクリック)

スピティの花嫁衣裳
A girl in bridal costume
In Kaza, Spiti

ロバだって寒い。
瞬間冷凍の朝

Pin Valley
Spiti

in snow

守護神をお守りするのが
われらの役目

アムド・レコンのンガッパ(在家修行者)
Ngagpas
Rebkong, Amdo

おい若いの、
ちょっとそこまで乗ってくか

アムド高原で
ヤク乗りと出会う。
On the Amdo plateau

もう一度行ってみたい
あの夢の中の村へ

Chicham village,
Spiti

踏みしめられて、清められる
快感。

キー寺のチャム(宗教仮面劇)
最後の儀礼の場所へ向かう
仮面僧の前に民衆が身を投げ出す。
The masked dancers walking
over devoted people.
Key gompa, Spiti, India

凛々しい円錐形

チャムが行われた
チベット仏教寺院、キー・ゴンパ。
A conical shape of the monastic complex of
Key gompa, Spiti, India

何ヶ月も洞窟で修行したので
痛みは感じない

頬に針を刺す旅芸人集団ブチェン、
じつはチベット仏教ニンマ派の
在家修行者
Buchen(Lama manipa)
traveling monks
Spiti, India

黒い神も白い神も、
霊験あらたかな神は、いい神だ

ラダックのサキャ派マトゥ寺の
真っ黒けの守護神
ロンツェンがシャーマン僧に憑依。
かぎりなく妖怪に近い異形の神だ。
At Matho gompa, Lahdakh

セルロイドのような皮膚感の
ブッダです

これはブッダなのか?
とスピティ出身の住職に尋ねて
諌められた。
チープな感じが魅力的。
Kalpa, Kinnaur
India

狂おしいほど
静謐さが欲しくなる
時がある

Zanskar, India

この日だけは
ラマよりも
私たちのほうがすごい

収穫祭の
オンコル(チューコル)の日
女たちは経典を担いで
野山を行進する。
それでよき実りがもたらされる。

On the day of Ongkor
women proceed in the fields
with Buddhist scriptures.
Amdo

神様の向こうには
神様がいらっしゃいます

西チベットから、線を引いたように平らな平原越しに
聖なるカメート山(7756m)をのぞむ。
そのすぐ向こう(南麓)はインドの聖地バドリナート(Badrinath)だ。
ここから発するガンジス川は数千年もインド文明を潤してきた。

Mt.Kamet seen from somewhere southeast of Guge
On the southern slope is the tirtha(holy place), Badrinath,
from which the Ganga originates.

⇒ 地図 MAP

こんなに美しいのに
美しいと言ってくれる人がいない

チベットのチャンタン高原には
このような名もなき絶景が無数にある。
しかし訪れる人がいないので、
永遠にだれにも知られることがない。
何時間も動物にさえ会わないことがある。


Unknown beautiful place
in Changthang, Tibet

風が渡っていった。
残されたわが幻身には
洞(ほら)があいていた

タルチョの林には
いつも強風が吹いている。
アムド、マチェン


Penetrating my subtle-body,
the wind left a hole.
Machen, Amdo

氷中花。
Frozen landscape

真冬のラダック、スタクナ寺を望む。
Stakna gompa
Ladakh