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 I AM運動の教義はどういうものなのだろうか。バラード夫妻の教えとは? 

 彼らのレクチャーや文章から、ガイとエドナは自分たちをメッセンジャーにすぎないとみなしていることがわかる。彼らは教えとヒーリングを伝えるためにサンジェルマンによって選ばれたチャネラーなのだ。教えの核となるのは、屈強なるI AMの存在、すなわち私たちの内部の聖なるエネルギーだった。チャネリングを通してサンジェルマンは言う。

 

 一なる源、生命の原理以外に私たちがまったき意識を向けるべきものはない。それは各々の内に宿る神自身である。

 

 私たちの第一の役目は、そのエネルギーを解放し、私たちの存在に浸透するのを許すことである。そしてそうするために鍵となるのは、愛である。

 

 ふさわしいか否かにかかわらず、すべての人、すべてのものにたいして無条件に平和の感情と神の愛を継続的に注ぐことこそ、魔法の鍵である。それによって扉が開き、このとてつもなく大きな内なる神の力が即座に放たれるのだから。

 

 われわれは光の円柱、つまりすみれ色の炎に囲まれている、とサンジェルマンは説明する。ひとたびI AMの存在にアクセスしたなら、炎は活性化する。それゆえわれわれは覚醒や自己認識、地上の苦労の忌避への途上にある。

 それではどうしたらI AMの存在にアクセスできるだろうか。新しいライフスタイル、たとえばベジタリアン生活、瞑想、ポジティブシンキングなどを取り入れることによって、あるいは繰り返し自己を神と同調させることによって、あるいは永遠の愛の法則に向かって道をかき分けて進むことによってである。

 しかしほとんどの場合、サンジェルマンやその他アセンデッド・マスターたちを探し求めることによって、I AMの存在にアクセスできるのである。彼らの賢明なガイダンスや超常的な助けによってひとは自己を浄化し、完全なものとすることができる。このように、マスターたちはI AM運動の教えの核心である。神に近い彼らは「宇宙的存在」とリンクしている。

 懸命に励むことによって、ついには完全性を得ることが可能になり、自身アセンデッド・マスターになることができるのだ。実際これこそがI AM運動の究極のゴールである。(サンクチュアリーには「アセンション椅子」が備わっていて、バイブレーションの必要なレベルに到達するのを助ける)ひとは物理的な肉体を残したまま――つまり死ぬことはなく――リアリティの高い次元に上昇することができる。身体は物質世界とアストラル界の間を行き来することができるのだ。そしてついには――これぞ待ち望んでいたことだが――ひとは輪廻転生のサイクルから脱することができる。

 これらはガイとエドナのバラード夫妻がチャネリングによって得たサンジェルマンの教えである。彼らの話を聞こうとニューエイジの探求者たちはこぞってホールにやってきた。そして彼らの著書を買った。

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