友人や家族といるとき、あるいは職場での日々の取り組み
スピリチュアルな気づきを維持するのはとてもむつかしいことだ。あなたが仕事に就いているときに、どうやってスピリチュアルな意識を保つことができる? あなたのスピリチュアルな道に興味のない友人や親戚といっしょにいるときはどうだろうか。あなたのまわりのすべてのネガティブなエネルギーに影響されずに、どうやってポジティブなエネルギーを送ることができるだろうか。
バクティは関係において、時間の使い方において、バランスを維持するようにと教えている。気の合う友人たちと規則的に会うことで、スピリチュアルな鎧を身にまとうことができるのだ。この鎧はイライラさせられたり、ネガティブなことで当惑させられたりすることから防いでくれる。わたしたちの価値に対して敬意を持ち、寛大であり、信仰深くあるようにそれは力を与えてくれる。そしてあきらかに好ましくない状況下にあってもわたしたちが成長するよう助けてくれる。スピリチュアルな願望を分かち合う人々といっしょにいることで、スピリチュアルなバッテリーに充電することができる。わたしたちの日常がどんな形をとろうが、わたしたちを理解し、支えてくれる人々との接近した、気配りのある友人関係を育んでいくべきである。
プラブパーダはいつも学生たちに、信仰生活を選ぶということは、マーヤー、文字通りには「見かけだけの存在しないもの」からの独立を宣言するようなものだと語っていた。もし本当に自由になりたいなら、わたしたちを縛り上げようとする、あるいは取り乱せようとする勢力と直面する準備をしなければならない。これには愛と真実と、スピリチュアルな喜びを求める一方で、利己主義、エゴイズム、偽善に向かいがちなより基本的な傾向に打ち勝つよう戦うことが含まれる。