地球内部への旅 24 

ダイアン・ロビンス 

 

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 1989年、50歳のダイアン・ロビンスは――すべての学位を合わせても、すべての受けた教育を束ねても、自分の生命が地上にあることの道理がわからなかった――そこで瞑想をはじめた。そして内なるガイダンスを受け取り始めた。

 一年後、ロビンスが啓示を受けたとき、「あなたが外のどこかにいるのを知っている」という歌を聞いていた。突然彼女はわかったのである、別の世界が彼女と交信したがっていることを。ウェブ・サイト上で彼女は起こったことをつぎのように描写する。

 

 私は瞑想を開始しました。瞑想は私がテレパシーの受信者であり、地球内部の人類やクジラ目のための転移者であることを思い出させてくれました。私はまたこの生における聖なるミッションと役目に目覚めました。

 私は宇宙と交信し、クジラ目(クジラとイルカ)やテロスの地底都市のアダマ、空洞地球のミコス、アセンション・マスターたち、惑星連合のアシュタル司令官、自然界の精霊、樹木と通じ合うことができた。私はもはや孤独を感じることはなかった。宇宙のどこにも存在するテレパシーの電話線を通じてあらゆる場所で存在と通じ合うことができた。ミコスとコミュニケーションを取ることで、私であるところの者とふたたび通じ合うことができた。そしてなぜ私がここにいるのかがわかった……。

 この新しい目的の感覚で、私は意識の高次元に住む存在からのテレパシーを受信し、書き写し、テレパシー転移についての本を出版することで人生を捧げた。私の最終目的は、本を出版することで、地球表面上の人々に、空洞地球や地底国に住む人々の存在を知らせるべく、世界中にこのメッセージを火止めることだった。

 

 ニューヨーク州ロチェスターの学校教師ロビンスはグリーンピースのメンバーだった。クジラやイルカとのコミュニケーションは彼らが望むものだった。しかしテロスのアダマや空洞地球のミコス、アセンションしたマスターたちからのメッセージについてはどうだろうか。それらはどこからやってくるのだろうか。

 


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