問題の解決 

 ロヒンギャは自由な国民として彼らの苦境と生きる権利をもっと広く知らしめる必要がある。ミャンマーを支配してきた仏教徒軍事政権は横暴で、残酷で、圧政的だった。彼らは平和を保証することがなく、少数民族の人権を守ることもしなかった。仏教徒が多数を占めるミャンマーにおいて、不正な支配を延命するために、マイノリティであるロヒンギャに対して残忍な方法を用いて弾圧したのである。こうして悔やまれることに、ロヒンギャの苦境は、多くのほかの善き仏教徒にとって優先事項ではなかった。この状況下においてロヒンギャは基本的人権を守る手段を持たなかったが、自由を選択するしかなかった。自由は神から授かったすべての人間が持つ権利であり、政治的なご都合主義や外交的曲芸のために否定されたり、不利なグループから奪われたりすることは許されなかった。ロヒンギャは苦悩や痛みの現実に目覚めるために、世界的な組織を必要としている。彼らは世界的組織、とくに国連が南スーダンや東ティモールの人々に与えられたような特権が与えられることを望んでいる。この問題を解決するために方法はほかにないのである。この時代の悲劇に対して世界中の市民は沈黙した見物人のままではいられないのである。彼らは問題解決のために行動し、助けなければならないのである。ロヒンギャの拡散した共同体の苦悩をやわらげるために、私の提言はつぎのようなものである。

 

 UNHCRはバングラデシュの難民キャンプのロヒンギャ難民のために、具体的なサポートを続けるべきである。

 UNHCRは自発的に難民がミャンマーに戻ること、そして帰還のための物流的なサポートを提供することを確認するために、難民保護に直接かかわるべきである。

 バングラデシュ政府は帰還させるためにロヒンギャ難民に圧力をかけるべきではない。国際的な寄贈者の財政的なサポートによって、地元の組織が寄贈する可能性もあるだろう。

 

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