ダライラマ六世ツァンヤン・ギャツォというミステリー 宮本神酒男
反逆児ながら愛の詩人 放蕩者ながら観音の化身ダライラマ
数奇な星の下に生まれたダライラマ六世ツァンヤン・ギャツォ（1683‐1707?）は
偽ダライラマとして北京へ護送される途中、青海湖の近くで露と消える
一説には、難を逃れて各地を遍歴し、のちにモンゴルの聖僧となったという
しかしそう主張する六世のナムタル（伝記）を書いた高僧は謎の死を遂げる
いまだに解決されない数々のミステリーを追う
ダライラマ六世、その愛と死
「偉大なるダライラマ」五世の死が隠されたため、15歳まで市井に育った悲運のダライラマ六世ツァンヤン・ギャツォは
奔放に愛に生きた詩人でもあった。しかしラサはモンゴル軍に凌辱され、彼の命も風前の灯となる……。 New!
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底知れぬ悲しみを吟ぜよ
ダライラマ六世逃亡
あの時代にあなたと会った