チョギャム・トゥルンパ伝   目次 

ファブリース・ミダル 宮本神酒男訳 

 

前言 

イントロダクション 

 

1章 

1970年のチョギャム・トゥルンパの肖像 

 

1 米国のヒッピーたちと出会う 

    チョギャム・トゥルンパ、ヒッピー世代と出会う 

    偽善を越えた真のコミュニケーション 

    まがいものに騙されない 

 

2 増加する信者 

    虎の尾 

    コロラドのプライベートがない生活 

    ロッキー・マウンテン・ダルマ・センター 

    急速な拡張 

 

3 仏教を教える 「解脱の宝飾」についてのセミナーから「仕事、セックス、お金」へ 

 

4 精神的物質主義を断つ 

    ブータンでのリトリート(隠棲)、そして一般化した精神的物質主義を認識すること 

    物質主義の三王 

    やっかいな精神の物質主義 

 

5 皮肉屋から寛大な人間に 

    「トリップ」はもうなし 

    メディテーション 

    第二の局面:心を開け 

 

2章 

子供時代と教育 

 

1 11世トゥルンパの発見とトゥルクという概念 

 

2 スルマンの伝統と法統史 

    ニンマ派とカギュ派の法統の合一 

    政治と精神性の結合 

    初代トゥルンパ、クンガ・ギャルツェン 

    2世から9世までのトゥルンパ 

    10世トゥルンパ 

 

3 11世トゥルンパの認定と特別な教育 

 

4 セチェンのジャムゴン・コントゥルと「師・弟子」の関係 

    師の重要性 

    真の心からの信愛 

    大ジャムゴン・コントゥルとリメ運動と腐敗の非難 

    セチェンのジャムゴン・コントゥルとともに 

 

5 チベットを離れる 

    学校の増設とケンポ・ガンシャル 

    中国の侵攻 

    スルマンに戻るべきか、インドに脱出すべきか 

    インドへの逃亡 

 

3章 

瞑想と着座の重要性 

 

1 シンプルな実践に戻る必要性 

 

2 仏道の基本に立ち返る 

 

3 実践の内容 

    姿勢 

    呼吸 

     

 

4 シャマタとヴィパシュヤナーの実践 

 

5 約束はなし 

 

6 シャマタの単純さからマハームドラーとマハー・アティの原初の本質へ 

    マハームドラーの観点 

 

7 ニントゥン、ダトゥン、瞑想インストラクター 

 

4章 

体験、現代性、伝統 

 

1 思考法の変化 

    伝統的な師(グル) 

    現代性 

    革命家チョギャム・トゥルンパ 

    チョギャム・トゥルンパとポール・セザンヌ 

 

2 翻訳 

    英語で教える 

    翻訳とは何か 

 

5章 

チョギャム・トゥルンパはどのように教えたか 

 

1 心から語る 

    妥協しない教え 

 

2 3つの伝授の形式 

 

3 特殊学校に関わる 

 

4 学校での教え方を学生たちにアドバイス 

 

6章 

3つのヤーナ(乗)を教える 

 

1 3つのヤーナの進歩的アプローチ 

 

2 ヒナヤーナ:狭い道 

 

3 マハーヤーナ:開かれた道 

 

4 ヴァジュラヤーナ:頓(とん)なる道 

 

5 イニシエーションの感覚を取りもどす 

 

6 ゾクチェンの教師:すべてを究極の視点から見る 

    ゆっくりとした道(漸悟)と突然の道(頓悟) 

 

7章 

タントラの師 

 

1 基本としてのタントラ 

    真実を比較し、評価する 

    情熱、喜び、芸術、そして感覚的な見方 

 

2 狂気の知恵の師 

    狂気の知恵 

 

3 混沌と混乱を招待する 

 

8章 

マイトリー:外的空間に向って開く 

 

1 実験的なセラピー共同体から瞑想の心理学へ 

    マイトリー・ルームの創設 

 

2 空間セラピーの実践 

    マイトリー 

    タントラの展望:五仏種族 

 

3 マイトリー・センター 

 

4 マイトリーの発展 

 

9章 

ムドラー:空間の気づき 

 

1 ムドラー・スペース・アウェアネス(プログラム)の誕生 

    ムドラー、音、感覚の各プログラム・シリーズ 

 

2 ムドラー・シアターの集会 

 

3 集中エクササイズ 

 

4 ムドラー、ゾクチェン、マハームドラー 

 

5 ムドラー・グループ 

 

6 第二集会:エクササイズ「ビーイング」と「空間プロジェクト」 

 

7 芝居 

 

10章 

シャンバラの教え 

 

1 シャンバラ国王のヴィジョン 

 

2 心の中に純粋なるイニシエーションの感覚を発見する 

    基本的な善性 

    恐怖 

    戦士 

 

3 シャンバラの教え:完全なテルマ経典 

    テルマを受け取る 

    国王は天と地に加わる 

 

4 どうやってダラ神との関係を築くか 

 

11章 

シャンバラの教えからシャンバラ・トレーニングへ 

 

1 終末のシャンバラ・トレーニング 

 

2 シャンバラ・トレーニングの創設 

 

3 シャンバラ・トレーニングの5段階 

 

4 シャンバラ・トレーニングの最初のシリーズを発展させて 

 

5 仏教とシャンバラ 

    シャンバラの教えの独立性を確かめる 

    より大きなヴィジョン 

 

12章 

教育再考 

 

1 ナーローパ学院 

    プロジェクト 

    ナーランダーの遺産 

    瞑想の重要性 

    熟考の教育 

    ナーローパ学院の簡潔な歴史 

    公認 

 

2 学校 

    アーラヤ:2歳から5歳の子供のための保育園

    ヴィディヤ:小学校 

 

13章 

芸術家としてのチョギャム・トゥルンパの肖像 

 

1 劇場 

 

2 写真と映像 

    ミラレパ・フィルム・プロジェクト 

 

3 詩 

    ドーハと俳句 

    アレン・ギンズバーグとの出会い 

    即興 

    個人的体験としての詩 

 

4 絵画とカリグラフィー 

 

5 生け花 

 

6 完璧なアーティスト 

 

14章 

カルマパの訪問と目覚めを表わした形式の紹介 

 

1 形式の確立 

    なぜ形式? 

 

2 ターニングポイントとなったカルマパの訪問 

    形式は「聖なるヴィジョン」があきらかにされるのを容認する 

    集中的な準備の期間 

    動きながらの集会 

    聖なるヴィジョン 

 

15章 

西欧のための仏教:新しい文化の基礎 

 

1 新しい文化のための源泉:英国、日本、チベット 

    英国と西欧 

    ネクタイ、スーツ、制服 

    処世術とテーブルマナー 

    日本 

    イケバナ(生け花) 

    コーブン・チノ(乙川弘文)老師とカンジューロー・シバタ(柴田勘十郎) 

    センセイ(先生) 

    オーリョーキ(応量器) 

    儀礼 

    チベット 

 

2 シャンバラの世界 

    瞑想部屋 

    出版とポスター 

    飾りピンと旗 

シンボルと色の魔法 

セレモニー 

    ミッドサマー・デー 

    シャンバラ・デー 

    チョギャム・トゥルンパの誕生日 

    結婚 

 

16章 

スピーチの形式 

 

1 ティーチングの演説法:スピーチの重要性の認識 

    演説法の三重の論理 

 

2 クォリティ・ゲーム 

 

3 シャンバラの歌とその他の曲 

 

17章 

宮廷を作る 

 

1 チョギャム・トゥルンパとの日々の暮らし 

    4マイル・キャニオン 

    オーロラ7 

    メープルトン通り550 

    11th(イレブンス)通りとカスケード通り 

 

2 マンダラ、あるいは宮廷作り 

    体験の場としてのマンダラ 

    3つのマンダラ 

 

3 奉仕するリンポチェ 

    リアリティと象徴言語の3つの次元 

    ユーモアのセンス 

    カスン、クスン、シャブドゥ 

 

4 宮廷とマンダラ:ティーチングのシチュエーション 

 

18章 

ダルマ芸術 

 

1 ゆったりとした芸術、毎日の暮らしの中の芸術 

 

2 パドマ・ジョンの作製からロサンジェルスやサンフランシスコの巨大インスタレーションまで 

    パドマ・ジョン:芸術家の共同体 

    ナーローパ学院で 

    ダルマ芸術の勉強 

 

3 すべての攻撃性を越えた感覚の豊かさ 

    生け花から物のアレンジ 

    心を磨く 

 

19章 

社会的なヴィジョナリー(幻視者) 

 

1 他者を助けるため、精神性と政治を合一する必要性 

    政治的、精神的共同体を建設する 

    目覚めた社会の基礎を作る 

 

2 覚醒した社会 

    われわれの世界の失意と直面する 

    個人主義と主観主義を越えて 

社会とは何か 

 

3 政治的プロジェクト:人間の尊厳を広める 

    大いなる東の太陽の展望における覚醒した社会 

 

4 聖なる教派 

    ヒエラルキー構造の社会:互いに気を使い、本物の伝授がおこなわれる 

    上位、下位のないヒエラルキー 

    ヒエラルキーが卓越した、本物の存在を示す機会を認める 

 

5 王道、民主主義、社会主義 

    民主主義の批判 

    君主国、あるいは聖なる力の概念 

    議会とデキョンの役目 

 

20章 

チョギャム・トゥルンパのマンダあらのメインとなる人物 

 

1 生徒たち 

    割り当てられた責任 

    だれもが自分の場所を探すことができる 

 

2 ダイアナ・ムクポ、サキョン・ワンモ 

 

3 ウーセル・ランドゥル・ムクポ、サワンと将来のサキョン 

 

4 ヴァジュラ・リージェント、ウーセル・テンズィン 

    最初の出会い 

    未来のガムポパ 

    トマス・リッチ、正式にヴァジュラ・リージェントになる 

    リージェントの活動 

 

5 ドルジェ・ロペン、3つのヤーナの責任者 

 

6 デーヴィド・ローム 

 

7 ディレクター部、サンギュム、ダペン 

    ディレクター部 

    サンギュム 

    ダペン 

 

21章 

ドルジェ・カスン:模範的な道 

 

1 ドルジェ・カスン、カスン・キ・キャプ、ダペン 

    ドルジェ・カスンの創設 

    デーヴィド・ローム、カスン部長になる 

 

2 カスンの道 

    あるがままであることを学ぶ 

    攻撃性を克服して 

    教師として奉仕する 

 

3 野営 

 

4 警醒に尽くし、他者を助けるための軍隊 

 

22章 

ノヴァ・スコティアへの出発 

 

1 実践を統合し、地方の経済と政治へ 

 

2 ノヴァ・スコティアへ移動 

 

23章 

精神的な師と王国 

 

1 教師とは各存在の心の本質とともにある者 

 

2 生徒の人生のすべての側面と接する 

 

3 無条件の、個人的な愛 

 

4 つねに変容している人間 

    すべての放棄 

 

5 彼の死とつづく存在