ロヒンギャの歴史 目次 宮本神酒男編訳
忘れられた民、ロヒンギャ 人権を求める闘い
by ハビブ・シディキ
ロヒンギャ:われらの時代の忘れられた人々
ロヒンギャの居住地区と歴史について
ロヒンギャの起源
ラカイン人の起源
アラカンにおけるムスリムの影響
1784年以降のアラカン
問題の解決
ロヒンギャ論争 (1)(2)(3)(4)(5)
ロヒンギャ:ミャンマーの知られざる虐殺の内幕
by アジーム・イブラヒム
1 1948年までのビルマの歴史
西暦1000年まで
ビルマ
アラカン
西暦1000年から1824年まで
ビルマ
アラカン
植民地時代(1824-1948)
アウトライン
アラカンの人口統計の変化
まとめ
2 独立から民主政権誕生まで(1948―2010)
国内のできごと (1)(2)(3)(4)
国際関係 (1)(2)(3)
ロヒンギャへの影響
民主主義的な時期(1948ー62)
軍事政権の支配(1962ー88)
軍事政権の支配から民主主義への回帰(1988ー2008)
選択のターゲット
3 民主主義への回帰 (2008ー2015)
サイクロン・ナルギスのインパクト
憲法の修正と2010年の総選挙
ミャンマーの政治 (2011ー2015)
軍部とUSDP
NLDの役割
2007年以来の仏教の役割
テーラワーダ仏教の伝統
969運動
マバタ
現代ミャンマーのオルタナティブな声
2010年以来の国際政治
4 ロヒンギャへの含み (2008ー2015)
ラカインの政治と行政
2012年の虐殺
2013、14年の虐殺
これらはなぜ起きてしまったのか
2015年の難民危機
難民の運命
なぜ危機は見えるようになったのか
ミャンマー政権の反応
余波
神話なし、事実のみの<ロヒンギャの歴史>
by ウー・チョー・ミン
●古代アラカンに住んでいたのは誰か
●アラカンの歴史の流れ (1) (2) (3) (4)
●シャー・シュジャーの殺害とその影響 (1)(2)
●英植民地時代
●英植民地時代の人口調査 (1)(2)(3)(4)
●アラカン史におけるムスリムの役割
●二つの共同体の文化的混合
●ロヒンギャの民族的アイデンティティー
●ロヒンギャという言葉の語源
●ロヒンギャに対する姿勢の変化
●ロヒンギャを敵視する者たちの言いがかり
(1)ロヒンギャは外国人であり、アラカンにもとから住んでいたのではない。歴史はそう言っている?
(2)「ロヒンギャ」は歴史のある言葉ではなく、近年作られたものである?
(3)ムラウー王朝時代以前にムスリムもロヒンギャも存在しなかった?
(4)ムラウー王朝時代、奴隷の子孫とナラメイッラ王のベンガル人の侍従から成る小さなムスリム共同体があるだけだった?
(5)奴隷は結婚生活が認められていなかった?
(6)ラカイン時代のムスリムは旅行許可証が必要だった?
(7)R・B・スマートが著したビルマ地名辞典のアキャブ地区の記述はロヒンギャが外国人であるという証拠?
(8)1942年の虐殺。誰が最大の被害者? (一)(二)
(9)北アラカンのムジャヒド(イスラム教徒反乱者)はラカイン人を迫害した?
(10)バングラデシュ人が大挙してアラカンにやってきた?
(11)ロヒンギャはラカイン人やミャンマー人とみなすには文化的に違いすぎるというのは合理的?
●ロヒンギャ排除の出発点
●ラカイン人の歴史に関する見解の矛盾点
●ラカイン人とは誰なのか
●アウンサン将軍の国民の概念
●ネ・ウィンの国民の概念 (1)(2)
●アイデンティティ (1)(2)(3)(4)(5)
●アーナンダ・サンドラ石碑はロヒンギャが昔からいたことの証明